ドイツ語での文法説明まとめ①接続法Ⅱ式【中級向け】

こんにちはミミよりねこです(=^・^=)

今回は、ドイツ語だけで構成された語のテキストに書いてある、文法用語

について、まとめてみたいと思います。

ドイツ語の初歩的なルールが分かってきて、ドイツ語でも文法を理解したいという方におすすめの内容です。

基本的なことは理解できている前提での記事となっています。

 

文法につかわれる用語とは?

複数形ならPluralプルラール、過去形、形容詞、

ドイツ語特有の1格、2格など・・・・

 

ドイツの語学学校で文法の説明をされたときに、これが分かっていないと、

まず何のことを言っているかわかりません。

これを知っていると、ドイツ人にドイツ語で文法の話をされたときに、

 

非常に、ドイツ語での理解が速くなる!

 

と同時に・・・

 

ドイツ語脳のまま、ドイツ語の文法も理解できるようになる

 

ということで!

ここに文法用語をドイツ語でまとめてみたいと思います。

 

なぜドイツ語で文法用語を知っておくと良い?

Warum Gramatik auf Deutsch?

なぜお、文法までドイツ語で?と思われた方もいらっしゃるかもしれません!

ドイツ語をやってきて、中級以降ドイツ語に苦手意識を持っていたミミネコ、

ドイツ語で理解できてたら、もっともっと理解が速かっただろうな

と思うことが多々あります!

 

ちなみに、文法の仕組みはドイツ語で説明されても、

仕組みの理解の仕方は変わりません。

漢字で書かれたことによって、難しい印象になった、日本語の文法用語を

ドイツ語で!

知っておくと、

ドイツ語で文法を理解した方が速いのではないか!ということがだんだんと分かってきます。

始め、すんなりとドイツ語で文法をすんなり理解できず、身に入らないうちは、まずは日本語で理解をしていくという事も多少なりとも必要です。

しかし、ある程度、中級レベルになって、長めの長文理解をするようになってきたら、

理解する脳の仕組みをドイツ語化してしまったほうが良いです。

全ての頭の中身をできるだけ、和訳をせずに、ドイツ語でイメージをすぐに思い浮かべられるようになってきます。

翻訳などの仕事であれば、もちろん和訳できることは必須スキルです。

そして、文章の意味を理解しているかどうかは、

アウトプットを自分の母国語でもきっちりと説明できるかが、ポイントにもなります。

 

が!

会話や文章理解において、日本語で全てを訳していては、スピードが追い付かないのです。

 

ということで、グラマーティックをアウフドイチュで!(文法もドイツ語で)

 

挑戦してみましょう!!

 

今回は、ドイツ語学学校で、ドイツ語での理解にちょっと苦しんだ接続法Ⅱ式についてみてみたいと思います。

 

Konjunktiv? 「接続法Ⅱ式」の文法説明で使われているドイツ語

ドイツ語でいきなり説明されて理解が難しかった接続法Ⅱ式についてです。

今回の記事では、

接続法Ⅱ式については、文法の説明もところどころ兼ねていますが、

語句の意味については、文法の説明によく使われる語句のみ、意味を記載しています。

ここではあくまでの、文法の語句のほうにに焦点を当ててみていきたいと思います!

・日本語で書かれているドイツ語文法も併せて学びましょう

・●は重要な語句 *も覚えるべき語句

 

として表記していきます。

 

そもそも接続法Ⅱ式とは?

接続法Ⅱ式について思い出しておきましょう。

(接続法Ⅱ式は~してくださいませんか?、~してくださいませんか、もしかしたら~なのかもしれないなどの、あいまいな表現を表すときに使う、感嘆や気持ちを表せる便利な表現です。)

 

ドイツ語で説明されるとこうなります。

Man verwendet KonjunktivⅡ um:

 

①Bitten hoeflich auszudruecken

➁Irreales auszudruecken

③Vermutungen auszudruecken

 

これが、ドイツ語で理解できたらいいですね!

語群は以下の通り!

 

●Verb 動詞  *複数形 Verben

●KonjunktiveⅡ 接続法Ⅱ式

*verwendet  使う

*ausdruecken 表現する

*bitten (動詞の)頼む

*hoeflich 親切

*Irreales 非現実的な、架空

*Vermutungen 予想、推測

 

というわけで、単語と照らし合わせてドイツ語文法の説明①➁③を見てみると、

接続法Ⅱ式を使うのは次のようになります:

① 親切に頼む事を表す場合 (~してくださいませんか?)

➁ 架空の事を表す場合(~だったらなぁ)

③ 予測を表す場合 (もしかしたら~なのかもしれないなぁ)

となります。

日本語を学ぶ外人の立場になってみると、あいまいな表現は、なかなか奥深いところだと思います。

私たちも日常会話の中で、シチュエーション毎に、学んでいると思いませんか?

今日は雨が降るかもしれない という文を→ 雨が降るかもなぁ 、というと、

心情をよりナチュラルに表せますよね。

 

接続法Ⅱ式の過去形の使い方について

接続法Ⅱ式の過去形では、過去に叶わなかったことなどを表せます。

架空の~だろうなぁが→ だったらなぁ と過去の形となる感じです。

まずはドイツ語での説明を見てみましょう。

KonjunktivⅡder Vergangenheit

Bildung: haette/waere + PartizipⅡ  

数式のように見えますね。

語群と、その語の文法での意味を見ていきましょう。以前の項目で出てきた単語は載せていないので、分からない単語が有ったら前に戻りましょう。

●Vergangenheit 過去

*Praeterium  過去(時称)

*Bildung 形

*Partizip 分詞

*PartizipⅠ 現在分詞(英語の原型+ingに当たる動詞の用法、kochen「料理する」という動詞だったら、kochend)

*PartizipⅡ 過去分詞 (kommen「来る」という動詞だったら gekommen)

 

いかがでしょうか?語群と照らし合わせて、接続法Ⅱ式の過去形の作り方、ドイツ語で理解できそうですか?

接続法Ⅱ式の過去形は例えば下のような文章となります。

~だったらなぁという文章にするので、もしも(Wenn)を付けます。

 

例)Wenn Ich das vorher gewusst haette

(それをその前に知っていたらなぁ)

ここでは、gewusstが過去分詞(partizipⅡ)ですね。

haetteがなぜ最後尾にきているのでしょうか?

それは、Wennが文頭にきているからです。Wennが文頭にきているときは、haette/waereは文末に来るというルールが有りましたね。

 

接続法Ⅱ式の過去形 + 助動詞!について

更に、助動詞も加えて、もっと詳しい表現ができたら良いですね。

例えば、助動詞、「~べき」sollenを使ってみると。

過去に叶わなかったこと+~べき ⇒ ~するべきだったのになぁ!

と感嘆的な文章に仕上げる頃ができます。

まずはドイツ語に慣れるために!

ドイツ語での説明を見てみましょう。

 

konjunktivⅡ der Vergangenheit mit Modalverben

 

Bildung:  haetten + Infinitiv + Modalverb im Infinitiv

 

⇒ich haette besser achten sollen.

上の文章では、

叶わなかったこと+~べき ということで、

「私はもっと気を付けているべきだったのになぁ」

という例文が使われていますね。

使われている単語はこちら

*Infinitiv  不定詞(人称、自制などの標識をもたない動詞の形態、つまり動詞の原型。英語でよくto 不定詞とありますが同じようにzu-不定詞、と、ドイツ語でも使われます。

=上の文では、

*achten 「気を付ける」 の部分となります

*Modalverb 話法の助動詞 (上の文ではsollen)

つまり、まとめると、

接続法Ⅱ式の過去形 + 助動詞の形は、

haette 、動詞の原型、助動詞の原型 ⇒ haette achten sollen と、

全部くっつけるだけ。

ここで注意したいのは、動詞と助動詞は原型のままであることです!

 

接続法Ⅱ式を従属文で使いたいときの語法

接続法Ⅱ式を従属文で使いたいときの語法についてです。

上記の文章Sie haetten mal besser auf ihre Ernahrung achten sollen.

「彼らは栄養についてもっと気を付けているべきだったのになぁ」

を、ある男性が話した、とします。

Wortstellung im Nebensatz

z.B:  Er sagte, dass ich besser haette achten sollen.

Er sagte、~ ですので、

彼は言った、「私は栄養についてもっと気を付けているべきだったのになぁ」と

となりますね。

これが従属文というやつです。

 *die Wortstellung 語順、配語法

*der Nebensatz 副語、従属文

*z.B  zum Beispiel  例えば

ドイツ語の文法説明欄を見てください。

Er sagte, ~(彼は~、と言った)と、コンマで二つの文がくっついていますので、

コンマの後の文章が従属文です。

そこで注意しないといけないのが、従属文の、

下線部で引いてある部分、分の最後の動詞、助動詞の順番です!

 

ぎゃー難しい!!イヤイヤあきらめないでください。

 

これって実は・・・

従属文でない普通の文章、

Ich haette besser achten sollen

haette を、 不定詞、助動詞の原型 の スグ前に持ってくるだけなんです。

そのため、

接続詞 dass が付くと、 dass Ich besser haette¹ achten² sollen³ となりますね。

従属文の文末はワン haette ツー 動詞原型 スリー 助動詞 ! と覚えましょう。

この、ワンツースリーは崩れません。そのため、本来主語のすぐ後ろにくる動詞ではなく、文章を修飾する besser (より良く)が先に来ます。

ということで以上の事を説明したドイツ語分がこちら

Das Verb im Konjunktiv – vor den Infinitiven

Das Modalverb – am Ende

ドイツ語での文法説明はとってもシンプルですね。

でも丁寧に見ていくと、

接続法での動詞=haetten は、 不定詞の前(つまりachtenの前)

助動詞(sollen 等)は文章の最後

というルールであることが書かれています。

マトメ

いかがでしたでしょうか。

接続法Ⅱ式の過去形、接続法Ⅱ式の過去形+助動詞、

接続法Ⅱ式の過去形+助動詞を従属文にする

の3つのパターンについて、

ドイツの語学学校で使われるテキストAspekte Mittelstufe Niveau B2 より、

抜粋して解説させて頂きました。

欧米言語の生徒さんたちは、すんなりとノリで理解できていることが多かったですが、

日本人のミミネコとしては、一度文法の用語もドイツ語で理解しておいたほうが、

スムーズになる文法の授業だったなと感じた項目です。

接続法Ⅱ式より良い理解にお役に立てば幸いです。